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卑弥呼の謎を解く(217) マトメ⑦ 宇摩に残る物② 宇摩の祭神

2006/12/24 00:01

 

 昨日は、宇摩地名が古事記初頭に多く示されていることを書いた。これほどの一致が有る説は、過去に無い。此れは、同時に、此れまで出された諸説は宇摩説以下と言うことだ。

 今日は、神社の祭神について,書く事にする。私の読んだ範囲では、どの説を読んでも、神社や、祭神を、論拠にするものは、一つの物が多い。

 だから、高天原の神を祭る神社が、五つも在れば、どの説より、論拠が多い事になる。私の冊子、『宇摩の神社と祭神』より、書き出す。

 この冊子は、明治17年の県令による調査瀬で、愛媛県下の地誌の調査が行なわれて、県が纏めた資料『宇摩郡地誌』や、『愛媛県神社誌』、伊予三島市史、川之江市誌、宇摩郡土居町地誌等から、集めたものだ。

 私の調査で、此れに漏れた神社も、数社だが、追加してある。これらは、ほとんど、写真を残している。多くは、畑の隅や、中には中央にデンと、鎮座されている。

 この冊子から、祭神に対しての神社名と地名を入れようと思う。地域別に書いたものを、祭神から、全部探すのは、大変なので、数社あれば、次に移る事にする。

 古事記最初の神から、思いつくままに書くことにするから、時代は前後する。また、書いた神社の他にもあるが、省略する。

天御中主神、大元神社(土居町畑野)。同(宇摩郡別子村)。
         同(土居町入野)。

豊受大神、若宮神社(豊岡・大中谷)。伊川神社(同、五良野)
       神明神社(川之江・長須)。

国常立神、豊受神社(富郷・豊岡山)。

イザナギ・イザナミ神、滝神社(三島・上柏)。
       金沢神社(川之江)。
       千足神社(土居・上野)。

天照大神、村山神社(土居町長津)。大元神社(金紗・平野)。
       上分神社(川之江・上分)。地神社(川之江・上分)。
       岩崎神社(川之江・金川)。金刀比羅神社(半田)。
       三皇神社(川之江。三角字)。水穂社(小林)。
       伊勢脇神社(土居町天満)。荒魂神社(柴生)。
       地 神社(下山)。日知神社、(三島・宮川)。

高御産巣日神、平木神社(川之江・妻鳥)。鎮守神社(妻鳥)
          若宮神社(妻鳥・川東)

須佐之男、石戸八幡神社(寒川)。荒神社(中之庄)。
       素稲神社(寒川・大倉)。荒神社(妻鳥)。
       荒魂神社(柴生)。荒神社(土居・入野)。
       荒神社(各地に多い)。八雲神社(土居・小林)。

天鈿女、天鈿神社(三島・宮川)。

啼沢女、動 神社(三島・宮川)。

水波女、水波神社(水波峰)。

       
猿田比古大神、栄喜社(三島・横井手)。井垣神社(中曽根)。     
      白髪神社(中曽根・広尾)。塩釜神社(三島・村松)。
      有宮神社(金紗・小川)。若宮神社(川之江・妻鳥)。
      柴折神社(下川)。荒魂神社(柴生)。
      千足神社(土居・上野)。老翁神社(土居・上野)。

大山祇神、三島神社(三島・宮川)。三島神社(三島・具定)
       同(土居・小林)。荒魂神社(柴生)。山神社(各地)。
       三島神社(各地に多い)。

天忍穂耳命、皇子神社(寒川・大倉)。

大国主神、天日隅宮(中曽根。石床)。伊豆も神社(川滝)。
       出雲神社(金田。その他)。荒魂神社(柴生)。
       大地神社(土居・小林)。

須勢理姫厳島神社(豊岡・大町)。

建御雷之男、剣長神社(金紗・小川)。
        山城神社(川滝)。
*瀬織津姫、河内神社(金紗・小川)。はやせ神社(三島)。
       滝神社(上柏)。神木神社(下柏)
       八面神社(土居・上野)。

*若宮神社、祭神、稚産霊神(横岡山)。
       祭神、豊受大神(豊岡・豊田)
       祭神、猿田彦神(妻鳥・川東)。同(妻鳥・中下)
       祭神、高御産巣日神。

 主に、古事記神話で取り上げた神々を選んだ。だが、余り詳しく述べなかった、石土神、石巣比売等は抜いている。

 代わりに、瀬織津姫を、幾つか載せておいた。この神は代表の役職の名であるらしい。

 セオリツ
は、瀬に降り、津に住んだ意味があり、法皇山脈の北側に下りてきて、津を見ながら、織物をした姫ではないかと思う。宇摩郡の広い範囲で祭祀されている。

 もう一つの、若宮。個々に上げたのは代表的な人々で、宇摩郡の若宮には、普通は祀らない豊受大神や、猿田比古神が祀られている。子供時代を宇摩で過したらしい。

 若宮は多くて、全て拾い出すと、様々な神々の子供時代が判るのだが、これは、八王子神社などの、伝承とともに、書いて行くと、マトメには成らないので省いた。

 これらの神社は、ほとんど、大きな神社の名前ではない。この事は、勧請デハナク、独自に祭祀された事を物語っている。そして、神社の名が、祭神の一部を表している。

 これらの、社名と、祭神を、再検討すれば、モット多くの事が判ると、私は思っている。宇摩郡は神話解明の宝庫であると、個々に上げた一部でも、理解できるだろう。

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コメント(4)

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2006/12/24 16:59

Commented by @隼人正 さん

三島先生 本家ブログへのTBありがとうございました。
(自分の解釈に間違いがあればいつでもご指摘ください。場合に行っては居酒屋で説教でもいいですよ!)

「博士の独り言」で四国中央市ののことが取り上げられていましたが、まさに「宇摩郡」だったのですね。古来の地名が消え行く平成の大合併は残念でなりません。
http://specialnotes.blog77.fc2.com/blog-entry-282.html

 
 

2006/12/24 17:38

Commented by 三島明 さん

 今日は不思議な日です。私も少し、四国中央市の事を書いたのですが、同じ日二『博士』も書いたのです。
 コメントのお陰で、あちらに、TBしておきました。
@隼人正さんのブログにも、後の方も、TBします。よろしく。

 
 

2006/12/24 18:08

Commented by torisan さん

>居酒屋で説教でもいいですよ!

ぜひ、居酒屋にも足跡を残して置いてくださいませ。
TBでも、コメントでも。みなさんがジャンプしやすいように。
お酒は駄目ならおつまみでも・・ね。女将見習い。

 
 

2006/12/24 18:34

Commented by 三島明 さん

 このブログに書いたように、宇摩郡は神話の神々を祭祀する特殊な地域です。ここが、知られてない、今の内に、占領しようと言う作戦も思われます。

 
 
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